PDCアジア公認コーラー試験 合格者インタビュー

※2022年10月取材

今回、PDCアジア公認コーラーに見事合格された3名の皆様にお話を伺いました。

PDCアジア公認コーラー1
左から坪倉初奈さん、溝口将史さん、宮野猛洋さん

― PDCアジア公認コーラー試験はどうでしたか?

[宮野さん]
とても楽しかったですね。ものすごく。

― コーラー実績はどのくらいですか?

[溝口さん]
僕は通っているショップでコーラーを務めて7年くらいですね。
今回は予選からいろんなプレイヤーの打ちまわしを見るようにして試験に臨みました。

― 声はコーラーの個性の1つだと思いますが、宮野さんの声はハスキーボイスでカッコイイですよね。

[宮野さん]
自分の声はあまり好きではないのですが、マイクで声を通すと声が割れるので遠ざけてくれなんて言われてこともあります。(笑)
僕はJDOの兵庫D.O.のプレイヤーとしてダーツをしているのですが、そこの副会長の方から「コーラーやってみないか」という声掛けが始まりで、5年前くらいからコーラーをするようになりました。コーラーの魅力はトッププレイヤーの試合を特等席で見ることができることだと思っています。

― 今回のPDCアジア公認コーラー試験で一番経験となったことは何ですか?

[坪倉さん]
予選で審判をしている際に、英語が伝わらないことがあり、言語が伝わらない人々にも伝わる方法を考えないといけないと実感しました。自分が分かって当たり前のことが、相手も分かって当たり前ではないということを痛感しましたし、運営側と選手の意思の疎通は大切だということを学びました。

― 公認コーラーのコールは英語ですが、どうやって英語を覚えたのですか?

[溝口さん]
そうですね。海外に行ったことはないのですが、独学でPDCを見てどういうことを言っているかを勉強して、自分で分からなかった箇所は翻訳してみて…を繰り返して覚えました。

PDCアジア公認コーラー2

― 点数を読み上げる際の計算方法は、3投まとめてですか?それとも1投ずつですか?

[宮野さん]
王道としては、画像として覚えているかんじですかね。あとは予測しながら1投ずつ計算していますね。

[溝口さん]
僕は2本目まで計算して、3本目で「ここアレンジいくな」というところは、「2本目プラス、シングルとトリプルどっちくるだろうな」というのを頭に入れておいて、そこで判断してコールしています。

[坪倉さん]
私はいつレフト(残りの点数)を聞かれてもいいように、私は引き算をしています。

PDCアジア公認コーラー3

― 今後の夢はなんですか?

[宮野さん]
プレイヤーでPDCの舞台に立たれた方は数多くいらっしゃると思うのですが、コーラーという立場では誰もまだ成し遂げていないので、公認コーラーを取った以上はそこを目指すのが必然というか…誰かがやらないといけないことなのかなと思っています。
まずは英語から勉強しなくてはと思っています。ただ英語は話せなくてもコーラーにはなれます(笑)

[坪倉さん]
私もPDCの舞台に立ちたいと思っていて、でもただ立つということだけではなくて、何が起こるか分からない壇上で、観客にとっての「いつも通り」を提供できるコーラーになりたいと思います

[溝口さん]
僕はプレイヤーに最大限の力を出してもらいたいので、スムーズなコールとスムーズに試合を進行に注力していきたいと思っています。

PDCアジア公認コーラー4

― PDCアジア公認コーラーになって、コーラーの依頼などは来ていますか?

[宮野さん]
僕は今週末のインターリーグのコーラーをする予定になっています。活動のメインはJDOさんや兵庫のハウストーナメントになっていくと思います。

― コーラーをやってみたいのですが、何から始めたらいいのでしょうか?アドバイスをお願いします。

[宮野さん]
ミスしてもいいし、恥をかいてもいいので、始めてみることがスタートだと思います。最初はミスもするし、恥もかくし、文句を言われることもあると思いますが、そこを勉強しないと次にいけないので、その覚悟を持って、「特等席で見れるんだ!」くらいの気持ちでやってみるのがいいと思います。あと、自分で投げたダーツをコールしてみるというのもひとつだと思います。

[溝口さん]
ボードの前に立つ回数を増やすことですかね。「画像にする」っていうのは、ボードの前に立ってみないとなかなかできないと思うので、数多くボードの前に立って最初は遅くてもいいのでしっかりと計算すること、頭の中で考えて正しい回答を出してあげることが必要になってくるのかなと思います。

[坪倉さん]
視聴者として映像を見ながらコールをするときには予測ができても、いざボードの横に立ってみるといつも通りのことができなかったり、予測できないことが起きるんですよね。意外と計算を間違えたくない、迷惑をかけたくないという理由でコーラーやりたくないって人もいるので、そういうときに試合ではなく練習のときにでも、率先して「自分がやりたい」と言ってやってみるのがいいと思います。かえって練習のときのほうが、みんな色んな打ちまわしを試したりすると思うので、そうやってボードの横に立つ機会を増やすことが大切だと思います。

PDCアジア公認コーラー5

― 皆さん、ありがとうございました!
これからのPDCアジア公認コーラーとしてのご活躍を祈念しております。

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